レストランやバーでなかなか飲み物が出てこない時ありますよね。予約の時間が重なっていたり、オーダーのタイミングが一緒だったり、団体さんが入ったりと。飲食店関係者の方はちょっと重なって時間掛かりそうだなぁとわかってくれたりもしますが、普通お客様はそんなことは知りません。必ず、オーダーが混んでいて少し時間が掛かることを伝えましょう。

 

待ち合わせや終電があって時間がない方でさっと食べたい、飲みたいと思っている方は、ここで帰られるかもしれませんが、お客様もイライラして待たずにすみますし、お店も作っている途中で帰られると商品が無駄になってしまいますし、どちらにとっても良いことです。また、待っていただくお客様も少し遅くても混んでいるからと『まだですか?』と聞くことなく待っていただけます。

お客様のオーダーでちょっと時間の掛かりそうな飲み物なら、早く提供できる飲み物を提案するのも良いですね。例えばバーで混んでいる時に、シェイカーやブレンダーを使う比較的時間の掛かるオーダーの場合、グラスシャンパンやワイン、簡単なカクテル。食事メインなら、ビールやハイボール、ワイン、日本酒など。一杯目待つのなら早い方が良いと変更される方もいらっしゃいます。

 

昔まだお店をしていて混んでいる時に、団体のお客様がお越しになり、ブレンダーとシェイカーを使うフルーツカクテルを四種類オーダーいただきました。たまたま常連さんが幹事をしていたので混んでいて時間が掛かることを伝え、早く出せるドリンクを提案すると、時間が掛かるのならと一杯目のオーダーを変更していただきました。もちろん待っても良いと言っていただける方には、気持ちよく最初のオーダーのままでお待ちいただきましょう。二杯目からも早くお出し出来る方が良いですが、混んでる時でも一杯目は極力早く出せるようにしましょう。