メキシコのコーヒーってあまり耳にすることがなかったですが、ブラジル、コロンビアに次ぐラテンアメリカの中でコーヒー大国なのを知っていますか?コーヒー好きなので毎日飲んでいて、メキシコ滞在中もほぼ毎日飲みますが、特に産地を気にしたことがなかったです。

 

1795年スペイン人によってコーヒーの木が持ち込まれ、コーヒー栽培に適した環境だったのですが、コーヒー以外に豊富な資源があったので、なかなか順調に発展しませんでした。第二次世界大戦後、小規模農家でコーヒー栽培が盛んになり、次々に普及していきました。

メキシコの国土のほとんどが標高1,000m以上で、日中と夜の寒暖差が大きく、年間の降雨量は1,400mm2,000mmとコーヒーの栽培に最高の環境です。またメキシコのコーヒー栽培は主に南部で行われており(北部は乾燥地帯のため、コーヒーを栽培するのが難しい)、このあたりは山岳地帯なので急斜面が多く、機械を使った収穫が難しいので手摘みされており、収穫から加工まで丁寧に行われているので欠点豆の混入が少なく高品質なコーヒー豆になります。

 

メキシコのコーヒーは全体の風味のバランスが良く上品で、酸味と甘味のバランスがとても良いと言われています。世界の市場に出回っている約60%のオーガニックコーヒーはメキシコ産で、大半はチアパス州とオアハカ州の小規模農家によって栽培されています。またコーヒー豆も、ダイアモンドの様に各付けされています。

メキシコでは産地の標高によって4つに区分されます。標高が高いと寒暖差が大きく美味しいコーヒー豆が取れると言われています。

 

メキシコでは水の入った鍋に、黒糖または砂糖、シナモンを入れて沸騰させて、そこにコーヒー粉を加えて5分ほど煮出したものを布のフィルターで濾した『カフェ・デ・オジャ』という伝統的なコーヒーがあります。何度か飲んだことがあり、ブラック好きの私はあまり好んで飲まないですが、シナモンと甘いのが大丈夫でメキシコに行く機会があったら是非試してみてください!もちろんメキシコにもスタバもありますし、普通のコーヒーもあります。

 

気にしてメキシコのコーヒーを飲んだことないですが、ネットでも販売されているので一度飲んでみたいと思います。