大学を卒業してすぐカナダのバンクーバーに、1年間語学留学をしていました。

 

Wi-Fiという名前が誕生したのが1999年なので、もちろん今では便利なライン電話などもなく、国際電話も普通に掛けると高かったので、プリペイドカードを使用して電話していました(20年以上前なので記憶が曖昧ですが、1,000円で10分くらいだったと思います)。

 

学校に使って良いパソコンが数台置いていたので、メールを送ったり、調べ物をするには、学校が開いている間にしていました。

それなので、家族や友人に近況報告するのは、ほとんどが手紙でした。

 

最近タンスの整理をしていると、昔の手紙が置いてある場所に差し掛かり、懐かしいなぁと少し読んでみました。

その頃仲の良かった友人や、大学時代のアルバイト先の上司や同僚などからの手紙で、とても懐かしく、手紙なのに当時を思い出し、写真を見ているような感覚でした。

 

今では便利な世の中になり、手紙を書く機会も減りました。

メールは一瞬で送れるし、メールで十分なことがほとんどだと思います。

メールは送った方も、送られた方も読み返せますが、コピーなどしていない限り、手紙は送った方は読み返せません。

でもこうやって20年以上前にもらった手紙は手に取って読んでも、なかなかメールは読まないように思います。

 

海外に行った時、たまにポストカードを出したりしますが、もらった時の嬉しさや感動を思うと、またこれからも手紙も書きたいなと思いました。

 

話は変わりますが、202210月にメキシコ、カンクンに行った時、ポストカードを売っているお店がほとんどなく(昔はほとんどのおみやげ物屋さんで売っていた)、買うのに苦労しました。

それだけ書く人が少なくなり、需要も減ったのでしょう。