香港の酒税

前回のブログで書きましたが、香港では消費税は0円です。

前回2017年に香港に行った時、ワインなどアルコール度数の低いお酒は酒税がないから安く、ウイスキーなど度数の高いお酒は酒税が高いから高いと何かで見て知っていました。

今回もそのイメージでしたが実際どうなのかなと思い、少し調べてみました。

 

香港特別行政区はアルコール度数が30%を超える酒類に対して輸入価格の物品税を100%課していましたが、20241016,アルコール度数が30%を超える種類について、1本辺りの輸入価格が200香港ドル(3,63920256月現在)を超える部分の物品税を100%から10%まで引き下げる決定をしました。

凄い下がり方ですね!

ちなみに、30%を超えない酒類、ワインの物品税は2008年に撤廃されました。

これによって、ワインビジネスは成功したようです。

 

香港のバーは2軒行きました。

ウイスキーは飲んでいないですが、2軒ともカクテルをいただいて、一杯約2,500円でした。

海老ワンタンメンもお椀サイズで約1,000円と日本人の私にはちょっと高いのかなと感じ、

酒税が高いのか、物価が高いのかわかりませんでした^_^;

買い物 in 香港

酒税や煙草税などはありますが、香港では消費税は0円です。

為替の関係で、消費税がなくても日本より高いものもあるかもしれませんが、輸入品も消費税が掛からないので、普段使っている輸入品、香港でお得に買えるかも?

 

今回23日と短期間だったので、近くをぶらぶらしただけですが、

女人街(ノイヤンガイ)、今回初めての男人街(ナンヤンガイ)に行ってきました。

 

買い物というよりも観光しながら面白いものがあったら交渉して(アシュリーも言っていましたが必ず値切ってください。だいたい設定価格は高いです)買うという感じです。

遅い時間まで開いているので、夕食後まだ何かしたい方にもお薦めです。

 

私達は食後フェリーに乗って、反対側のバーエリアに行ってから、タクシーに乗って行きました。

面白いものも売っていて、無駄なものも買ってしまうので、ちょっとお酒入ってからの方が面白いかも()

 

昔お客様に香港のお土産で美味しいクッキー”ジェニーベーカリー“をいただいて、偽物がたくさん売っていると聞いていたのですが、前回の香港旅行の時にまんまと偽物を買わされてしまいました。

お店構えも豪華でまさか偽物を売っているはずがないだろうと勝手に思いこんでしまって、3缶も買ってしまい、美味しくもなく、捨てる程まずくもなく、誰かにあげても喜ばれない味だったので、自分で頑張って食べました。

 

今回は買うつもりがなかったのですが、ホテルから近く、グーグルマップにもよく出てきたので、今回は本物を買おうと思って、ちゃんと調べました。

古い施設の2階に50人以上並んでいたので、どうしようかなと思ったのですが、せっかく来たので、並びました。

現金オンリーだったので、あっという間に順番がきました。

久し振りに食べましたが、シンプルな味で美味しかったです。

※尖沙咀店と上環店があって、尖沙咀の方がスタッフも多く、レジも多いみたいなので、尖沙咀の方が並ぶ時間短いみたいです。

 

ほかもお茶や、一目惚れしたワンピースなどちょこちょこ買いましたが、旅行先で買い物って、本当楽しいですね!

香港行ったら、皆さんも素敵なものみつけてください!!

香港お薦めレストラン2025

今回はアシュリーに観光客が行くお店ではなく、地元の人が行くようなレストランをリクエストしていました。

北京ダックと飲茶が食べたいと伝えていて、初日の夜に北京ダック、次の日のランチに飲茶に行きました。

 

どちらも尖沙咀(チムサーチョイ)にあり、ホテルからも近く、綺麗なお店で場所的にも観光客もいそうでしたが、見た感じ外国人は私達だけでした。

 

◼️北京ダックのお店”Duck Victoria”ダック・ビクトリア

とても人気のお店で予約していてくれたので、待たずに入れましたが、外を見るとかなりの人が並んでいました。

北京ダック以外も色々食べたかったので、半身にして、他の料理も美味しかったです。

オーダーもQRコードからで、写真付きのメニューもあるのでわかりやすいと思います。

ショッピングモールに入っていて、お手洗いも綺麗なので、お薦めです。

Duck Victoria – Harbour City

 

◼️飲茶のお店“Palace Wedding Banquet Specialist”煌府婚宴專門店(新港中心店)

読み方わかりません()

ここも予約してくれていましたが、お店が大きいので、予約なしでも大丈夫かも?

ここはメニューにあまり写真がないので、オーダーするのはハードかもしれませんが、スタッフの皆さん親切なので、食べたい飲茶の写真を見せたら、OKだと思います。

煌府婚宴專門店 – 香港尖沙咀The ONE (廣東)點心酒樓 | OpenRice 香港開飯喇

 

どちらも日本語はだめかもしれませんが(たぶん英語はOK)、ローカルな(超ローカルではないですが)、お店行ってみたい方は是非行ってみてください!

遅めのゴールデンウイーク

たまたまネットでキャセイパシフィック航空のキャンペーンをやっているのを見たのと、香港からワーキングホリデーで来ていて、アルバイトしてくれていたアシュリーの予定が大丈夫だったので、短い期間ですが香港に行ってきました。

前回香港行った時の本を見たら、2017年だったので、約8年振り。

 

ホテルは前回たまたま選んだのですが、買い物できるお店やレストランも多く、短期滞在にはとても便利だったのと、アシュリーに聞いても『便利な場所です』と教えてくれたので、尖沙咀(チムサーチョイ)にある、前回と同じシェラトン香港ホテル&タワーズにしました。

 

また、2024年10月16日から出入国カードが不要になり、入国も『これで良いの?』と思うくらい、とっても簡単で、スムーズでした。

市内に行くには、タクシー、バス、エアポートエクスプレスがありますが、土曜日のお昼に到着したこともあり、時間が一番確実なエアポートエクスプレスにしました。

 

今回2泊3日と短い旅で、3回目の香港でしたが、人もより親切だし、英語や日本語が通じるお店もより多く、お手洗いはどこに行っても綺麗だったし、電車もとても便利で、1回目(約27年前)、2回目より、かなりイメージが変わりました。

 

物価は以前行った時より高いと感じましたが、お酒は税金の関係で高いですが、他は日本より少し高いかなという感じで、そこまで高いとは感じませんでした(他の国も上がっていて慣れてきたのかな)。

 

香港でのタクシー移動は、HKTaxiという香港のアプリがありますが、UberTaxiも使えるので、わざわざ入れなくても大丈夫です。

 

入国もスムーズだし、食事も美味しいし、アシュリーにも会えるので、香港が身近になりました。

 

次回のブログではアシュリーに連れて行ってもらった美味しいローカルレストラン、北京ダックのお店と、飲茶のお店をご紹介します。

Raicillaライシージャ

メキシコのお酒、バカノラ、ソトルも調べたので、ライシージャについても少し調べてみました。

ライシージャもアガヴェから造られる蒸留酒で、テキーラの生産地として有名な、ハリスコ州とナヤリ州の17の市町村(ハリスコ州16、ナヤリ州1)で製造されていて、2019年に原産地呼称が認められました。

 

歴史はCMPR(メキシコライシージャ推進委員会)のホームページでは、16世紀、今から約505年前と書かれています。

主なアガヴェは、アガヴェアスール以外で、エスパディン、ロダカンサ、マキシミリアナ、イナエクイデンス、バレンシアナなどから造られています。

 

山岳地帯では、涼しい気温と石の多い土壌に恵まれていて、力強い香りとスパイシーなアガヴェが特徴で、沿岸部では海と塩の影響で、ミネラル感があり、軽くて新鮮な香りが特徴のアガヴェに育ちます。

 

また、日本ではあまり有名ではない、ライシージャですが、CMPRに面白いことが書かれていました。

 

ヴァレンズエラ・サパタ、レガラド・ピネド、ミゾグチは『ハリスコ州沿岸におけるメスカル生産へのアジアの影響』という研究において、アジアの技術とライシージャ生産のつながりを明らかにしました。この研究により、この地域の伝統的な蒸留器と、焼酎の製造に使われる兜窯蒸し器との間に驚くべき類似点があることを明らかにしました。

※兜窯蒸し器江戸時代から、明治にかけて使用された蒸留器。

 

ライシージャも、バカノラやソトル同様、今までお客様にもあまり産地やアガヴェの種類以外聞かれたことなかったので、色々見てみると面白いですね。

ライシージャは現在では野生のアガヴェの数が少なくなってきているので、野生種以外のアガヴェを使用している蒸留所も増えてきたみたいです。

 

ライシージャもこの機会に一度お試しください!

Sotolソトル

前回バカノラについて書いたので、メキシコのお酒をもう少し詳しく知りたいと思い、今回はソトルを調べてみました。

 

ソトルとはチワワ州、ドゥランゴ州、コアウイラ州で生産されるキジカクシ科のダシリリオンという植物を原料とした蒸留酒で、テキーラやメスカルの原料であるアガヴェ(竜舌蘭)とは違い、2002年に原産地呼称を取得しています。

 

ソトルと呼べるのはこの3州ですが、ソトルの原料である、ダシリリオンは、メキシコ北部以外にも、アメリカ、ニューメキシコ州、アリゾナ州、テキサス州西部と北部に広がるチワワ砂漠に生育しています。

ニューメキシコやテキサス中部でもダシリリオンを使った蒸留酒が作られていて、テキサスソトルという名前で販売されているみたいです。

 

またアガヴェ同様、ダシリリオンにも種類があり(北アメリカ植物誌には少なくとも17種類が登録されています)、ソトルは複数の異なる種からできていて、テキサスソトルは今のところ1種のみから作られています。

 

ソトルはメスカルと同じように熟成させたものもありますが、10年以上成熟させたダシリリオンを使うので、メスカルの様に熟成させないで蒸留後そのまま飲まれることが多いです。

 

ソトルを調べていると、詳しく書くと長くなるのでここでは理由は書きませんが、ソトルもバカノラ同様、理由は異なりますが1944年に禁止になり、1994年解禁になるまで違法だったんですね。

 

メキシコの色々な都市に行きましたが、ソトルに注意してなかったこともありますが、見た記憶がありません。

北部に行ったことがないからか?北部に行けば色々な種類を売っているのでしょうか?

ソトルかバカノラの生産地に行ってみたくなってきました。

Bacanora バカノラ

バカノラとはメキシコのソノラ州原産でアガヴェパシフィカのみが使用された蒸留酒です。

バカノラはもちろん知っていて、飲んだことあったかな?というくらいの認識で、この程度の知識しかありませんでした。

 

今はジェイドックス株式会社の輸入事業部セールスマネージャーで、以前は六本木にあるアガヴェスピリッツの老舗バー”AGAVE”さんで10年間勤められ、メキシコにも何度も通いアガヴェスピリッツへの造詣も深い、鶴巻大地郎さんがSNSで書かれていたのを読ませていただいて、とても興味がわき、ちゃんと飲んでみたいなと思いました。

また皆さんにも知っていただきたいと思いブログにしました。

 

以下、鶴巻さんのSNSを引用させていただきます。

※ご本人の許可受領済み

 

4大アガベスピリッツの一つ「バカノラ」の生産地へ初訪問しました。

原産地指定はソノラ州のみ、指定品種はアガベアンゴスティフォリア・ハウ(一般名だとパシフィカですが地域によって他の呼び方もあるそう)のみと非常に限定的なアガベ酒です。

バカノラには悲しい歴史があります。

 

1915年に就任したソノラ州知事、後のメキシコ大統領 プルタルコ・エリアス・カジェスがバカノラの製造と販売を全面禁止にしました。彼は非常に厳格な人物で、特に酒と宗教に対して強硬な政策をとりました。(後にカトリック弾圧の「クリステロ戦争」も引き起こす)

違法化の理由は「社会の健全化」と「秩序維持」のためだったが、実際には酒の課税管理ができなかったことや、密造酒による健康被害を懸念していた、という側面もあります。

また、知事の父親が重度のアルコール依存症だった事も関係があるそう。

 

勿論バカノラ生産を生業にしている人がいる為、密造するようになるのは自然な事です。

バカノラの生産者(バカノレロ/Bacanorero)は、禁酒法の下で密造を続けましたが、見つかると逮捕・投獄 され、場合によっては 処刑されることもありました。

 

特にソノラ州山間部では、軍や警察による取り締まりが非常に厳しく、製造者が公開処刑されたという記録も残っています。(主に銃殺と絞殺)

このため、地元の人々の間で「バカノラ=危険な酒」という認識が広まり、飲む文化自体が衰退していきました。

 

1992年、ついにソノラ州政府は バカノラの製造・販売を再び合法化しました。

これによりバカノラは正式に市場へ戻ることができるようになりました。

 

その後2000年、メキシコ政府がバカノラに「原産地呼称(Denominación de Origen,)」を与えました。

これにより、バカノラは ソノラ州内の特定地域で生産されたものだけが「バカノラ」と名乗れることになりました。

 

また、原料は 「アガベ・アンゴスティフォリア・ハウ(Agave angustifolia Haw.)」のみ というルールも定められました。ただ、バカノラは今だに地元では一般的に飲まれません。

それは約80年もの間、違法だった影響でバカノラを飲む文化はほぼ消滅してしまったこと。

合法化された後も、生産量は少なく、認知度も低いこと。

かつての取り締まりの影響で、バカノラに対する「違法」「危険」といったネガティブなイメージが完全には払拭されていないこと等が所以とされます。

 

近年は特に、アメリカのバーテンダーやスピリッツ愛好家の間で注目されるようになり、輸出も少しずつ増えています。

ソノラ州の中でも、昔からのバカノレロ(生産者)が伝統的な手法で作る「アルテサナル(手作り)」なバカノラ が人気になってきています。

 

今回当社で日本に輸入販売しているブランド「SANTO CUVISO」 @santocuviso の生産地に行きましたが、やはり現地でしかわからないことがたくさんあり、非常に勉強になりました。

死と隣り合わせの中、製造を続けてきた生産者のおかげで今こうして日本でバカノラが飲める事。その歴史の重みを感じながら、一杯のバカノラを大切に味わいたいと思います。

 

鶴巻さんのこの文章を読んで、こんな悲しい歴史があり、テキーラやメスカルみたいに地元の方もあまり飲まれていない事を知りました。

テキーラが大好きな方でも『メスカルって何?』と聞かれることもあり、テキーラとメスカル以外のアガヴェスピリッツはソトルとライシージャだけでしたが、これを機に、バカノラもお店で飲んでいただけるようにしたと思います。

 

https://www.jdox-import.com/santocuvisobacanora

色んな人、考え方があるなぁ

『死ぬこと以外はかすり傷』とSNSで掲載されているのを見て、どんな困難な状況にあっても、死ぬ以外は全て乗り越えられる程度のものだと捉えるべきという考え方だと聞いて、元々はどんな由来だろうと思い、調べてみました。

 

調べていると由来の他に、批判もありました。

死ぬよりもっとつらい思いをしている人がいるのに、こんなことを平気で言っている人は平和ボケをしているのか、気持ちがわからないや、両目が潰れて、両足が不自由になってもそんなことを言えるのでしょうか?と書いている方がいました。

 

『なるほど』

そう考える人もいるのだと。

この人達の考えが間違っているとも思いません。

生きている方が辛いという人もいるし、その時の状況や生活環境などで、考え方も変わってくると思います。

 

また、自分も上に書いてある状況ならこの言葉を素直に受け入れられるかもわかりません。

でも、そこまで身体が不自由になった人には言わないだろうし、私の様に良い方に、捉えられている人の方が多いように思いました。

 

言葉って本当難しいですね。

私はもし嫌なことがあればこの言葉を思い出そうと思います。

 

※ちなみに、この言葉は作家の山崎拓巳氏が最初に使ったとされています。

関西万博初日行ってきました

413()関西万博、初日に行ってきました。

昨年の12月に予約したので、時間も入口も結構選べました。

 

当日はあいにくの雨で、しかも寒く風も強かったのと、応募していたパビリオンも全て抽選落ちていたので、そうそうに帰りました。

帰り駅に向かうバスもまだ早かったですが、雨のせいかたくさんの方も帰り始めていました。

 

今回JRゆめ咲線桜島駅から、西ゲートまでシャトルバスで行きましたが、こちらも事前予約していましたが、事前予約されている方が優先されるみたいなので、予約をお薦めします。

https://app.kansai-maas.jp/

 

レストランは予約していなかったので、たまたま予約なしでも大丈夫なフードコートが近くにありなんとか食べれましたが、こちらも大混雑でした。

レストランや、フードコートも有料席を事前予約できるので、時間の節約や食べたいものを食べたいのであれば、事前予約をお薦めします。

 

今回は初日ということもあり、たくさんの人で、パビリオンもほとんど入れなかったですが、色々楽しそうだったので、次回は空いていそうな日にレストランやパビリオン予約して、行ってみたいと思います。

 

せっかく日本で開催されたので、賛否両論ありましたが、関西在住の方もそうでない方も是非、行ってみてください!

そろそろメキシコ行きたいなぁ

2022年に4月と10月に行って以来行ってないので、そろそろ行きたいなぁ。

マイルはたっぷり貯まっていますが、サーチャージが結構高いですね。

 

それに10日は欲しいので、どの時期行くか決めるのが難しいです。

次はオアハカと、グアダラハラと、誰か一緒ならリゾート地もかな。

 

オアハカでは、前回たまたま市場でお薦めしてもらって買ったメスカルの蒸留所の方から、次回来たときは是非来てくださいと言っていただいたので、そちらに連絡して行こうと思っています。

グアダラハラでもトラケパケで、試飲して美味しかったテキーラの蒸留所の方から連絡いただいたので、行ってみようと思っています。

メキシコはあまり日本の様に社交辞令がないので(たぶん笑)、わぁ、本当に来たと思われないと思います()

 

リゾート地行くとしたら、行ったことのない場所に行くか、一番好きなリゾート地、プエルトバジャルタに行くか、迷います。

考えるのも楽しみです。